広島県では、救急医療の課題に地域の先頭に立って取り組んできた団体、個人を称えるため、救急医療週間に「救急医療功労者知事表彰」として表彰式を実施しています。

令和5年度の表彰式は9月11日に開催され、私を含む2団体、3個人に知事から表彰状が授与されました。

当院は2003年に二次救急輪番病院の指定を受けて以来、積極的に救急医療に取り組んできました。7年前には団体として病院を表彰して頂き、３回目の表彰となる今回は、以下のように評価して頂きました。

 

平成元年の救急告示指定以降、二次救急輪番所属病院の最多数の輪番日を担当、（院長森末は）緊急オペの大半を執刀する等、救急体制の構築並びに診療現場双方で一貫してその中心的役割を担い続けており、地区の救急医療体制に貢献。(広島県ホームページより)

 

ここに来れば何とかしてもらえる、闇夜の灯台のような病院でありたいと先代理事長が掲げた理念のもと、できうる限り救急医療に取り組んで参りました。この度は個人表彰を頂きましたが、医師一人で出来るものではなく、ここまで継続してこられたのは職員の皆の協力があってこそです。病院全体を評価して頂いたと喜んでおります。

今後も救急医療は当院の重点部門として力を入れ、職員一丸となって当地区のニーズにしっかりと対応していく所存です。

 

院長　森末 正博